山に根を張る藤
散歩日和。
久しぶりの散歩は、まんざらでもなく
気持ちが良かった。
雨上がりで、苔もイキイキ。
湧水も、苔の間から流るる雫も、いきいき。
藤が満開だった。
道路からはみ出している藤は切らないといけない。
どうせ切るなら籠でもつくりたいな、と思って
自宅に持って帰った。
(本当は秋~冬の間に切ったものを使うらしい)
籠、うまくいきますように。
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藤(フジ)
「野田藤」は右巻き、「山藤」は左巻きらしい。
写真のはどちらのか不明。
マメ科フジ属
変なにおい。
花言葉:恋に酔う 決して離れない
「藤波の 花は盛りになりにけり 奈良の都を 思ほすや君」 大伴四綱『万葉集』
「我が宿の 時じき藤の めづらしく 今も見てしか 妹が笑ゑまひを」大伴家持『万葉集』
「しはらくは 花の上なる 月夜哉」 松尾芭蕉
「瓶にさす藤の花ぶさみじかければ畳の上にとどかざりけり」正岡子規『病床六尺』